エピローグ

国際結婚の手続きとビザの支援室 エピローグ

国際結婚は、ベースとする無意識の価値観が、お互いに違うところから始まります。
日本人として、自分ではあまりにも「当たり前」だからこそ、意識すらしていなかったことが、相手には全く伝わらなかったり、理解できないことがあります。
そうですね、例えば、ですが・・・。国際結婚して、私が一番驚いたことです。

 

「命の価値は、その文化によって、異なる。」

日本人は、命の価値を非常に重く考えます。

例えば、子供が何かしらの事故や事件にあって命が脅かされたとき、必ず親がその責を負います。
それが、親にとって防ぎようのないことであったとしても、消えることのない思いや苦しみとして、残ります。

命の価値や概念は、文化によって違います。もう少し「神様」だったり、「その子の運命」だったり、そのときの何かの所為にして、命の責任を親が負わない考えをする人たちは、世界中にいっぱいいます。
「戦争」「紛争」「難民」「少年兵」などが出てくる国においては、命の価値は私達が思うほど、高くはないです。

何よりも真っ先に命を優先し、命を守ろうとする私達の考えは、平和な日本だからこそ育まれてきた文化です。
世界中に広まっていけばいいですが、残念ながら、世界はそう、平和でもない・・・ですね。

 

終わりに

今般、「多文化共生社会の実現」とか、「ダイバーシティー(多様性)の推進」とか、色々と言われています。
しかし、考え方や価値観の違いを乗り越えるのは、容易なことではありません。
自分の「当たり前」が、相手の「当たり前」と何が違い、なぜ違うのか?を丁寧に考えていくことを迫られます。
異文化を受け入れ、多文化を認めることとは、この様な試みの先にあることです。

それでも、国際結婚すれば、否が応でも自分自身がその環境に放り込まれます。私は、長い時間をかけ試行錯誤の上で、ようやくほんの少しずつできるようになってきました。
自分軸の隣に夫のネパール的な考え方の軸があって、その両方を行ったり来たりする感じがします。

国際結婚

十数年前、彼(現在の夫)とネパールで恋に落ちた時、自分が将来このような立場で、こんな仕事をしているなんて、思いもしませんでした。ただ、彼に会いたくて、彼と一緒にいたくて、その気持ちのまま国際恋愛、そして国際結婚へと走り出していました。
たぶん、今のあなたと同じように。

このホームページの最後のページを読まれているということは、あなたもこの仲間入り、ですよね。
彼と共に、泣いたり笑ったり、喧嘩したりする日常の中に、ハッと気づかされる出来事や、思いもかけない出来事が、イヤというほどあるでしょう。
それが、国際結婚の厳しさであり、醍醐味でもあります。

それでも、あなたが彼を信じる気持ちがあり、彼があなたを愛する気持ちがあれば、たぶん大丈夫💖 二人で困難を乗り越えて、二人の未来を築くことができますよ。

「国際結婚の手続きとビザの支援室」をお読みいただき、本当にありがとうございました。あなたと彼の幸せに向けて、一歩先に進む勇気や希望に、このホームページが少しでも寄与できるのならば、本当に嬉しく思います。

 

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