不法滞在と国際結婚

不法滞在と国際結婚について

不法滞在と国際結婚について

 

不法滞在とは何か?

彼と付き合った当初は全く分からずに恋に落ちて、そして、どうしようもなく好きになってから、実は彼(又は彼女)から「自分は不法滞在である」と(大抵は泣きながら・・・)告白されたというのは、よく聞きます。

本当に彼を好きならば、彼と別れられないならば、事実を受け止めたうえで、覚悟を決めて前に進んでほしいと思います。
短くても半年、長ければ3年以上かかることもありますが、それでも、きちんとビザを取得し、日本で幸せになっている方は、確実にいますから。

不法滞在は、3つのパターンがあります。

  1. もともと、ある在留資格を持っていたが、「更新」や「変更」をしなくて、
    又は不許可になって、そのまま日本に残り続けている場合
    不法残留(オーバーステイ)
  2. もともと、正規のパスポートやビザを持っていなくて、日本に入った場合
    不法入国、不法上陸
  3. 入国時に難民申請をして、退去強制令書が下っている場合
    不法残留(難民部門)

不法在留を知る方法はありますか?

彼のことを疑いたくはないけれど、なんだか怪しい・・・と思ったときに、まず確認する方法です。

①在留資格に見合った活動をしているか?
②在留カードを持っているか?
③パスポートに証印があるか? (他に何か、挟まっている紙はないか?)

 

在留資格に見合った活動をしているか?

身分系の在留資格を除く、多くの在留資格では、在留資格としなければならない活動が定められています。

「留学」⇒学校へ行く
「技術・人文知識・国際業務」⇒(ホワイトカラーの)仕事をする
「技能実習」⇒日本の技能を学ぶ

なんだか、彼は何もしていないのに日本にずっといる・・・という時は、少し警戒して次に進んでください。

 

在留カードを持っているか

次に確認するポイントは、「在留カード」を持っているか?です。在留カードは常に携帯義務がありますので、持っていないこと自体が非常にあやしいです。
また、在留カードはあるけれど、有効期間が既に切れていて、次の新しい在留カードを持っていない場合、不法残留になっている可能性があります。

 

在留カード

 

穴の開いていない在留カードで、かつ、在留期限より3カ月以上過ぎている場合、疑った方がいいかもしれません。

在留カード裏

 

本当に、うっかり忘れて数日が経過した場合

あ!! 在留期限が切れてしまって、まだ、更新や変更の申請をしていない!!ことが分かった場合、在留カードとパスポートを持って、最寄りの入管にとにかく駆け込んでください。
「特別受理」(本当はダメなんだけど、特別に受理してもらえる)制度が使える場合があります。(必ずではありません)

 

既に一カ月以上(数年単位の場合もあります)経過している場合

残念ですが、不法残留・・・ですね。
結婚するかしないかを含め、非常に厳しい決断を迫られることは確かです。
そして、これは、どうしても言わなければいけない。
結婚したからと言って、必ず一緒に暮らせるとは限りません。

数年単位で別居を強いられたり、申請の不許可を繰り返したり、ということは、
充分に想定しておいてください。(想定外、では困ります)
入管は、法務省である以上、「法律を遵守すること」を当然のように要求してきます。
彼は、既に、その原則を破っている。

それでも、「在留を特別に認める理由」を入管に願出て、人道的配慮を認めてくれるのを粘り強く待つしかない。

貴方に、その覚悟と、お金(保証金等)と、彼にかける時間と、そして、何があっても引き裂かれない強い愛情はありますか?
それがあるならば、次に進んでもいいでしょう。

そうでなければ、非常に厳しい言い方で申し訳ないですが、この恋を諦めることです。
これから先の道は、そんなに簡単なことではないですから。

不法滞在の場合、どのような方法がありますか?

 

-不法滞在と国際結婚

Copyright© オリ行政書士事務所 , 2022 All Rights Reserved.